〇実際受講した感想は?
⇒普通に生活している中では聞き慣れない成分や物質の名前が飛び交いまくります。普段何気なく飲んでいるかもしれませんが、それだけ多くの要素が絡み合って生み出されるカッフェは正に芸術である、ということを再認識できるかと思います。
〇受講して勉強になった点や新たな発見は?
⇒私はロースターでは無いので、焙煎の知識というのは本などで知り得る程度しかありませんでしたが、焙煎の過程における科学的・物理的な豆の変化が分かりやすく説明され、非常に勉強になりました。
〇今後の仕事に活かせる点は?
⇒正直、イタリアから届く豆はロットによって焙煎に微妙な差(ムラ)があることが多いです。
その微妙な差をしっかりと捉えることができるようになることで、ベストなエスプレッソイタリアーノを安定して提供できるようになると思います。
〇受講してよかった点は?
⇒届いた豆は全てピッキングを行なっていて、やはり多少欠点豆の混入があるのですが、これまで以上にシビアに選別を行うことを意識するようになりました。
〇今後受講される方へのお薦めメッセージなど!
⇒焙煎とブレンドの織りなす糸は大変複雑かつ芸術的です。理解の深度をより深める為にもモジュール4と5を合わせて受講されることをおすすめします。
〇その他メッセージ!
⇒抽出技術の部分は日本バリスタ協会(JBA)が行なっているライセンスの試験で身につけることは出来るかと思います。
ただ、コーヒーの栽培から始まるリレーの中で、アンカーの役目として抽出技術を磨くということも大変重要なことではありますが、いくら素晴らしい走りを見せても、最終的なゴールが曖昧なままでは意味がありません。的確な知覚分析と正確な抽出技術は相互関係にあると思います。
しっかりとそのゴール地点を見定められるようになる為にもこのIIACの受講は必要不可欠です。より高いレベルのバリスタを目指すのであれば、IIACとJBAとを並行して受験することをおすすめします。