2025年度
資格講習会スケジュール | 日時 | 場所 | 申込 |
モジュール1 | 4月15日(火) | 東京 | 申込 |
5月28日(水) | 大阪 | 申込 | |
9月 | 東京 | 企画中 | |
10月 | 大阪 | 企画中 | |
モジュール2 | 6月(予定) | 東京 | 企画中 |
モジュール3 | 6月(予定) | 東京 | 企画中 |
モジュール4 | ー | 東京 | ー |
モジュール5 | 6月(予定) | 東京 | 企画中 |
※詳細が決定次第、随時UPしていきます。
注)やむを得ない事情で、日程変更・中止等になる場合があります。
IIAC資格認定とは、カフェを客観的に判断し、評価することができる専門家=『カフェ・テイスター』になるための資格
この資格は、 カフェの専門知識や科学的・知覚的・心理的作用の知識を収集し、消費者の立場に立ってテイスティングを行い、研究によって蓄積された理論的・実践的知識を活用しつつ、消費者の大多数と一致する一つの評価を導き出します。こうして導き出した結果を用い、様々な種類のブレンド、バリスタの手によるカフェを審査したり、抽出に用いられた器具を評価したり、カフェを提供する時、カフェ市場の顧客の趣向の動向、ショップの経営の際のカフェの管理、他店のカフェの評価等、様々なカフェにまつわるシーンで生かす事が出来ます。
カフェ・テイスティングの目的
1. カフェに含まれる特定の要素を見極めより良い、原材料の選定につなげること。
2. 生豆栽培技術あるいは精製技術における不備を診断すること。
3. 豆の品質の安定性を評価するための知覚の図面を作り上げること。
4. カフェが与えてくれる度合いを判定し、知覚で捉えられる快さ、用いられたブレンドの品質、
バリスタの技量を評価すること。
認証されたイタリアエスプレッソ
●*イタリアで、エスプレッソはISO45011(農作物加工品質認証N.214)のもとイタリアエスプレッソ協会(INEI)によって下記の通り定義付けされています。*一部抜粋
★7g±0.5g・・・エスプレッソ抽出に必要なコーヒー粉
★67℃±3℃・・・カップで飲むカフェの温度
★9bar±1・・・カフェ抽出に掛ける圧力
★25秒±5秒・・・抽出に掛ける時間
★25ml±2,5・・・カフェの量
★5種類以上のブレンドをした豆で抽出
*イタリアエスプレッソの特徴
・ヘーゼルナッツ色をしたクレマ(揮発性オイル成分)
・豊かな香り(花、果物、チョコレート、キャラメル、トースト香など)
・口当たり(なめらかな丸み、やわらかさ、とろみ)
IIACの資格認定の段階と内容

①~⑤までの段階があり、すべての段階の資格を取得すると、【カフェ学マスタープロフェッショナル】の称号が与えられます。
一番初めに①の基本の資格を取る必要がありますが、その他の資格は順ごとにとる必要はありません。
①エスプレッソ・イタリアーノ・テイスター
味覚の本質・客観的な判断力・知覚的分析ができ、味の修正に必要な力をみつける基礎コース。※上位の資格を取るにはこの基礎コースの受講が必須。
②エスプレッソ・イタリアーノ・スペシャリスト
バリスタとしての知識、ブレンドの質、豆と価格のバランス、テイスティングにより分析する力を身につける。
③ジュディチェ・アデストラート
実際的なテイスターが器官や潜在性がもたらす影響、刺激の解釈を伝統と革新的な技術で味覚分析を行う(①~③の資格取得で、IIAC講師の受講資格を得る)
④シングルオリジンとブレンドの知覚分析コース
シングルオリジンとブレンドの知覚的特徴づけを学び、知覚分析の構造を理解し、商品をマーケティングし、分析を明確に理解し、説得・改善できる力を養う(カフェ学知覚アナリスト)
⑤焙煎・ブレンドアナリスト コース
高水準のブレンドにする為に必要な生豆の選別、焙煎、ブレンド別の評価をする(焙煎・ブレンドアナリスト)
講師~IIAC講師のご紹介~

IIAC専任講師 Mr.Luigi Odello
(ルイジ オデッロ氏)
知覚分析研究者として複数の大学において教鞭をとる。 技術革新、テイスティング、知覚分析に関わる各機関の自由研究員、または取締 役を務める。コーヒーの分野では、『INEI』理事及び『IIAC』理事長を兼任。

IIAC専任講師 Mr.Carlo Odello
(カルロ オデッロ氏)
オデッロM&L共同研究所の一員として、執筆業務および出版物の編集を担当。 『The Barman』 『The Taster』など、バール、カフェ、 テイスティングに関わる様々な出版物に携わる。 長期にわたり『テイスター(L’Assaggiatore)』の編集者も務めている。

IIAC専任講師 Ms.Manuela Violoni
(マヌエラ・ヴィオローニ氏)
「テイスティング研究所」の研究開発マネージャー兼トレーナー。 また「国際カフェテイスティング協会」のトレーナーとして活躍する傍ら、 ジャーナリストとして、知覚分析に関するいくつかの調査について記事を寄稿。 ボローニャ大学で、コミュニケーションの学位を取得。

IIAC専任講師 Mr. Gian Paolo Braceschi
(ジャン・パオロ ブラチェスキ氏)
IIAC、CSI(中央味覚研究所)の理事。フードエンジニア。各地でIIAC・CSI講師として、幅広くセミナー・講習会にて講義活躍をする味覚分析のアナリスト。

IIAC-JAPAN専任講師 Mr.Masayoshi Yonekawa
(米川 正義氏)
IIAC-JAPAN理事。日本人初のIIAC認定講師。 ワイン・アドヴァイザー(日本ソムリエ協会認定)、アドヴァンスド・サーティフィケイト (英国ワイン&スピリッツ教育協会認定)の資格、IIACマスタープロフェッショナルの称号を持つテイスティングのスペシャリスト。

IIAC-JAPAN専任講師 Mr.Chihiro Yokoyama
(横山 千尋氏)
2002、2004年「ジャパンバリスタチャンピオンシップ」優勝。 2004年ラテ・アート競技会世界大会2位、2016年エスプレッソイタリアーノチャンピオン初代日本代表など受賞多数。バリスタの技術指導など育成活動にも積極的に力を注いでいる。2012年IIAC本部より講師として認定。IIACマスタープロフェッショナルの称号も持つ。著書:『イタリア・バール』(2009年出版)、『バリスタ・バールマンの教本』(2018年10月出版)

IIAC-JAPAN専任講師 Mr.Naoya Nakagawa
(中川 直也氏)
IIAC認定講師。IIACのマスタープロフェッショナルの称号を持つ。イタリアのカフェの業界に長く携わり、イタリアエスプレッソ普及活動を積極的に行っている。